コロナの自粛ムードからの反動か、最近飲み会が増えてきたなと感じませんでしょうか?
また上司や周りが飲み会が好きなメンバーの部署に配属されたり…
3社経験し、飲み会での振舞い方の失敗と成功から、
私が実践している刺激に弱いHSPタイプ向けの
「会社での飲み会に、罪悪感を持たないで断る方法」を今回記事にしました。
結論 罪悪感を持たない断り方は3つのルールを作り守る事
試行錯誤の結果、今は3つのルールを作り守るようにしています。
1.自分の会社での目的を明確にしておく
2.飲み会に参加する基準を決める(月1回や先約優先)
3.自分のキャパを把握して、上限を設定する
なぜこのルールで罪悪感が軽減するのか
HSPさんは周りの空気を読んで悩んでしまい、断ることに罪悪感を感じやすいです。
また押しに弱く、面倒事を頼まれやすい方も多いかと思います。
なので会社での飲み会に対してルールを設定することで、行く行かないの判断ストレスを減らします。
悩むと人はいろいろと不安が募ります。
これで断る時も悩むことが減るので不安が減り罪悪感が軽減。
また自分の「目的とキャパ」を把握することで、後悔する必要が無くなります。
3つのルールの具体的な内容
飲み会の後ノートに書いて考えていく内に、出来上がったのがこのルールになります。
設定する時は、ルールは多すぎると大変になるので1~3つがおすすめです。
1. 自分の会社での目的を明確にしておく
会社は自分の労働を提供し、その対価としてお金を得る場所です。
その中で円滑に業務を回したり、一日の中で長く過ごすメンバーとのコミュニケーションを深めることに異論はありません。
しかし今いる会社で働いて「どうしていきたいか」は一度自分の中で決めておくと、周りに振り回されにくくなります。
会社で友達が欲しいのか・役職を狙っていきたいのか
会社での目的の中に「部署で友達が欲しい」訳でなければ、ほどほどの距離感で問題ない為
部署の方々との飲み会や行事も参加しなくていいと考えれます。
また「役職」を狙っていきたい場合、必然的に飲み会は増えていき、大企業ほどその傾向が強いと感じます
どちらでもない場合、あなたの今の会社での『目的』は何でしょうか?
経験を積みたい、資格を取りたい、お金を稼ぎたい…
それが達成できる範囲で身の振り方を考えると、選択しやすくなると思います。
断ったら嫌われるのでは?という不安は妄想と気づく
いざ断ろうと思うと「嫌われるのでは…?」なんて不安が襲ってきますよね。
こういった感情は脳が勝手に妄想して不安になってる状態が多いです。
不安な時は知識を付けて防御力を付けるのがおすすめ。
「嫌われる勇気」
「変わらない現状」を変える方法
お化け屋敷は「何か出てきそう」という恐怖から怖く感じます。
けど明るい場所で俯瞰的に見たら仕掛けがある箱の中で、何もないのにおびえているだけな事に気が付きます。
実際断る時は淡々と、嘘や取り繕うほど罪悪感になる
いざ断る時は淡々とします。
「ごめん、予定があるから行けないや」
これだけで十分。
HSPタイプは申し訳ない気持ちや、緊張して断るのが得意ではないと思います。
なので簡潔に言い切った方がもやもやしにくいです。
余計なことを言うほど、言い訳に感じて、面倒なことになりやすいです。
行かないと決めたのでしたら、心は今「集中したい方」へ向けておきます。
そのためにも最初の「目的」が重要になります。
2. 飲み会に参加する基準を決める(月1回や先約優先)
まったくに行かないのも難しかったりしますよね。
新しい上司が来た時や誰かが辞める時、入社してきたとき…と飲み会のタイミングはたくさんあります。
月に使う支出に上限を設けるように、回数を決めてしまうのが手っ取り早いです。
参加する場合の基準を設ける事で悩むストレスが減る
月に1回や2か月に1回と決めてしまえば、誘われた時に判断がスムーズです。
行こうかな…どうしようと悩むのは心の負担。
そして悩みは不安を大きくします。
なので罪悪感を生まない、悩まないため「ルール設定」が大事。
私は「多くて月一回、先着順」としています。
飲み会に参加するなら楽しむ、参加しないなら余計な情報を検索しない
やってしまいがちなのは、今日みんな飲み会なんだよな…と考え、
どこに行くんだろうと検索してしまう事。
さらには「どうだった?」なんて聞くのもおススメしません。
行けばよかったかな、という罪悪感や後悔を感じるのは自分を苦しめるだけになります。
気にしないと思うと気になるにゃ…
実際に参加しないことを経験することで、次も断りやすくなる
一度断って不参加を経験すると、自分が気にしていたほど、周りに変化はないことに気が付きます。
前の飲み会の内容が会話に出ても業務に支障はないですし、自分の生活は変わりません。
そんな経験を積むと「行かなくても大丈夫だ」と思えるようになり断りやすくなります。
また周りも来ないと分かれば誘ってくる回数も減ります。
3. 自分のキャパを把握して、上限を把握する
「刺激に弱いHSPタイプ」は飲み会の後に神経がすり減って疲れてる事が多いです。
最初の頃は分からなくて、自分は軟弱だ…なんて思ってたこともありました。
飲み会の後の自分の体調を観察する
20代の頃は全然自分のキャパを把握でが出来なくて、ノートにどうすれば飲み会を楽しめるのかと考えて調べてたこともあります…。
そうやって書き記しておいたおかげで、毎回苦しいのおかしいのでは?と気が付きました。
自分の体調や、気持ちの辛い部分は見ないふりをせず、時には止まって後ろを振り返るのがいいと思います。
HSPは飲み会後、回復期間が必要
刺激に弱いのに刺激的な所に行くので、回復期間は設定して飲み会の予定を立てるのがおすすめです。
また回復方法も体調の観察と共に決めておくと前回の飲み会と比較が出来ていいです。
私は水をたくさん飲んで、ヨガのストレッチを必ず10分でもするようにしています。
そして当日の夜か翌日朝に、なるべく紙に気持ちを書きだしてリセット。
【最終手段】友人や家族に、断るため協力を頼むことでストレスを減らす
キャパオーバー気味だったり、断りにくいけど行きたくない時。
絶対あると思います。
そんな時は信頼できる友人や家族に、断りたい飲み会があるから口実にしたい旨を伝えて協力を仰ぎます。
・家族が体調が悪くて
・両親が今家に遊びに来てるの
・友達と遊ぶ予定先に入れてて…
わざわざ伝えるのは感情を共有する事と、口実に使ってしまったと感じる罪悪感を減らすためです。
こうすると安心できてストレスが減りますが、奥の手になります。
飲み会失敗談
二次会を断れず嫌いなカラオケまで行って辛かった
今でこそ二次会は全部スルーできますが、最初の会社の頃は全部行ってました…。
本当は早く帰ってやりたいことがあったのに、いまいち会社での目的をしっかりさせれず
経験になるかもと行ってました。
二次会のスルーのコツは、会計が終わって次どうする?って空気の時に早々に
といって去ります。有無を言わせず去ります!
やってみて下さい。
不安より、この後自由って方が勝ちます。
HSS型HSPあるあるの失敗…(楽しいけど人よりキャパオーバーが早い)
HSPタイプの中でも刺激を求めるのに刺激に弱いHSS型HSPというのがあります。
私はこのHSS型HSPタイプになります。
楽しいイベントやお祭りのワクワク感は好きなのですが、途中で具合が悪くなりやすく、キャパオーバーになります。
これで失敗したことが何度あるか…
自分の心地よさを本格的に考え向き合った時、日常の些細なことでも十分刺激的で無理にイベントなどに参加する必要はないと割り切ってから本当に過ごしやすくなりました。
まとめ
1.自分の会社での目的を明確にしておく
2.飲み会に参加する基準を決める(月1回や先約優先)
3.自分のキャパを把握して、上限を把握する
悩むと人はいろいろと不安が募ります。
ルールを決め、会社での目的をはっきりさせることで断る時の罪悪感が減り
これらを実践することで、以前より会社の飲み会に対して楽になりました。
参考になれば幸いです。
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